体温調節と自律神経とカイロプラクティック

こんにちは。

上部頸椎専門 賀来カイロプラクティック・オフィスの副院長、賀来裕貴です。

今回は仕事の中で患者さんに教えていただいた、変化を感じたところについて書きます。

アジャストメント後、体がポカポカするという声をよく耳にします

上部頸椎カイロプラクティックではほとんどのオフィスで、アジャストメントを受けた後にレスト(休息)を取っていただきます。

そして時間が来たらお声掛けをして起きていただくわけですが、賀来カイロプラクティック・オフィスではその際、「アジャストメントを受けてからどこか変わりましたか?」とか「どんな変化を感じましたか?」という事は訪ねる事はしていません。

ですが、休息後の確認検査時や帰り際に、患者さんがご自分から自身の感じた変化をポロっと仰ることが多くあります。

聞き逃してはいないんですよ(笑)

ちなみに一番よく聞くフレーズは「不思議だなぁ~」です。

その中で今回は「体がポカポカする」「温かい」「ポッポする」について考えてみます。

体温管理の仕組み

体温調整の大元は、皆さんが持っている『脳』にあり、その中でも『視床下部』という部分がその中心的役割を担っています。

どうやって視床下部から出る『温度管理の指示』を体の隅々まで伝えるかというと、内分泌系(ホルモン)も関与しますがメインとなるのが神経です。

その際に使われる神経名が、皆さんが良く耳にする『自律神経』になります。

その神経系を使って脳からは体へ指示が届き、また体からは体内の情報が神経を通し脳へと届く。

そんなやり取りが体の中ではずっと続いていて、私たちの体温管理をしているのです。

アジャストメント後、体の中で何が起こっている?

まずは何が起きていくのかを説明しますと

  1. アジャストメントを受けるとまず変わってくるのが第一頸椎の位置。
  2. そこが本来あるべき位置へと戻っていくと次に起きるのが神経系への干渉が解放される。簡単に言うと、『通りが良くなる』
  3. すると次に、脳と体の通信状況に変化が起き
  4. その人の持つ、今まで抑えられていた機能に変化が見られ始める

という事が起き始めていると考えられます。

 

その結果の一つが『体温の上昇』です。

アジャストメント後に神経伝達が回復して、体が変化している過程で温度が上がっているという事は、それだけ体の機能が制限されていたという事なのかもしれませんね。

ちなみに、皆が皆感じるというわけではないので、そのあたりは個人差があります。

逆に寒く感じる方もいらっしゃいますし、それ自体を感じないから『異常』という訳ではないですよ。

確認検査の際、どのように体温が変わりつつあるかはデータとして見ることが出来るので、その際改めて説明しています。

体温が1℃上がると免疫が上がるという研究報告も

体温は程よく高く、その人にとって一番良い温度に保たれている時が、免疫のバランスが保たれている状態とされていてます。

そして、体温が低すぎれば細胞の活動は鈍って菌やウイルスに感染しやすい状態にもなり、高過ぎは体内での何らかの異常を示します。

資料によると、日本人の理想とされる基礎体温の平均は36.5℃だそう(あくまでも平均なので、個人差はあることはお忘れなく)。

本当かどうかはわかりませんが、1℃体温上がると免疫力は5倍になるそうです。

脳と神経伝達

 

免疫については多くの書籍やデータも出ており、また研究されている方も多いので詳しいことはその方たちにお任せします…

本当に首のずれと関係あるの?

「ちょっと待って!休んでたから温度が上がったんじゃないの?」という声も聞こえたり、聞こえなかったり。

体温に関しては、確かに他の要因も考えられます。

 

例えば布団であったり、毛布であったり。

それらに共通して言えるのは『体外からの働きかけ』。

それが無くなると、温度は下がっていきます。

でも、起きてからもずっとポカポカ感じ続けるのは『体の内側からの働きかけ』です。

毛布など掛けないでも、体温が上がる必要のあった人は変わっていきます。

また、早い方だとアジャストメントを受けた直後から、何も掛けない状態でそれを感じる方もいらっしゃいます。

なので寝たから温まったと一概に片づけられるものではありません。

上部頸椎カイロプラクティックで神経伝達をスムーズにしておこう

カイロプラクティックは神経伝達を診る仕事であって、何でもかんでも治すというものではありませんが、それでも神経伝達一つで結構データは変わるものです。

もしそれがプラセボ効果や気のせいであったとしても、他の治療法には再現できないことであるのなら、胸を張って「体が自力で変わっているんだ」と言っても良いのではないでしょうか?

その人が持つ可能性を発揮しやすい状態にすることが大事

体温の調整は自律神経系の仕事ですから、温度が変わるという事は、まず体の中で変化が始まっていることは間違いありません。

ですが温度を上げることがゴールではありませんので、あとは抑制されていた可能性が解放されてどう変わるのかを観察していきましょう!

はたしてそれが何に効いたのか。

実際に説明を聞いて、実際に見て、 実際に受けて、感じてください。

健康になりたいのなら良い材料を揃えましょう!

未来を想像してみてください。

より健康に過ごしたいのであれば、あなたの体にとって良い材料をそろえることをお勧めします。

そして、その場の改善を根本からの改善へと置き換えるために、何かを変えてみませんか。

必要な材料は人により違います。

運動で得る筋力かもしれません。

食事で得る栄養かもしれません。

ゆっくり休み、リフレッシュするだけでも変わるかもしれません。

もちろん、神経伝達は良いに越したことはありません。

ご自分がどうなりたいのかを考え、その可能性を活かす材料の中の一つに上部頸椎カイロプラクティックがあることを願っています。