CBCTでの被ばく放射線量について
こんにちは。
巣鴨の上部頸椎専門カイロプラクティック 賀来カイロプラクティック・オフィスの副院長、賀来裕貴です。
今日は先日ご紹介したCTでの放射線被ばく量についてお話します。
身近にある放射線の被ばく量
まずは、普段生活している中でどれくらい身近に放射線があるか見てみましょう。
※被ばくする放射線量について (単位;mSv=ミリシーベルト)
- 我々が自然界で被ばくする自然放射線量・・・2.4mSv
- 東京~ニューヨーク間の飛行機移動(往復)での被ばくする放射線量・・・0.2mSv
- 胸部レントゲン(フイルム)撮影で被ばくする放射線量・・・0.09mSv
- 胸部CTで被ばくする放射線量・・・約7mSv
普段どおり生活している中で放射線被ばくしていた、という事実は意外に知られてはいません。
放射線は、実は身近に存在しています。
過剰に恐れることなく、上手く用いれば良いだけの事だったのです。
お勧めするCTでの放射線被ばく量はごく微量
賀来カイロプラクティック・オフィスが提携しているクリニックで撮影に使用するCTは『CBCT』とよばれる機械です。
正式には『Cone Beam CT』といい、主に歯科や耳鼻科で用いられる、範囲を限局した機器です。
病院で撮影する胸部CTの放射線量が1撮影で約7mSv。
賀来カイロプラクティック提携先クリニックのCBCT1撮影での放射線量・・・0.04mSv
ご覧の様に、飛行機で長時間移動するよりも、CBCTは圧倒的低被ばく量で済むのでご安心ください。
見えないものを知るために
科学は日々進歩しています。
体の内側を扱うのですから、さらなる安心のために、そのを科学の力を活用しない手はありません。
病院では説明してくれないご自分の骨を、そして実際のズレを、一度見てみるだけでも貴重な体験となるはずです。
※CBCT分析についてはこちらの記事でご紹介しています。
副院長 賀来裕貴