浮指改善!足の指が着いた!首の微調整だけで姿勢や重心加重まで変わったりするんです

こんにちは。

東京・巣鴨の上部頸椎専門 賀来カイロプラクティック・オフィス 副院長、賀来裕貴です。

 

今回も仕事の中で患者さんに教えていただいた『変化を感じたところ』シリーズ、その第三弾です。

人によって姿勢やバランスに違いが出る&感じるようです

上部頸椎カイロプラクティックではほとんどのオフィスで、アジャストメント(調整)を受けた後にレスト(休息)を取っていただきます。

そして時間が来たらお声掛けをして起きていただくわけですが、賀来カイロプラクティック・オフィスではその際、「アジャストメントを受けてからどこか変わりましたか?」とか「どんな変化を感じましたか?」という事は訪ねる事はしていません。

 

ですが、休息後の確認検査時や帰り際に、患者さんがご自分から自身の感じた変化をポロっと仰ることが多くあります。

聞き逃してはいないんですよ(笑)

ちなみに一番よく聞くフレーズは「不思議だなぁ~」です。

 

その中で今回はバランスの変化「立った感じが違う」「足の指が着いた」「前にスーッと引っ張られる」について考えてみます。

短時間での体のビフォアフター

賀来カイロプラクティック・オフィスではアジャストメント(調整)後には必ずアジャストメント前と同じ検査を行い、変化の状態を確認しています。

例えば足の長さに左右差がないかであったり、自律神経の状態であったり。

 

その中の一つに重心・加重測定があります。

アジャストメント前と比べて、重心の位置や前後左右の加重が変わったという事が何を示しているのかと言いますと、簡単に言えば姿勢の変化が起きているという事になります。

 

そしてその測定時に、変化を体感する方もいらっしゃいます。

重心の位置や前後左右の荷重が変わる

重心荷重は機械で測る客観的データです。

なので、そこには純粋な現時点での変化状態が映し出されるわけです。

 

 

浮指だったのがしっかり着地したり、ど真ん中に重心が移動したり。

はたまた、中心から一旦逸れる場合もあります。

 

でもそれは、あくまでも調整してから少しの時間しか経っていない中で起きていることになるので、どの様な変化であれ「あぁ、変わってきているな」程度で考えれば十分。

 

結果的にそれが次回の検査までどのように変化し続けるかが楽しみなところです。

 

ちなみに、意識すれば重心や荷重は確かに変わりますが、その中で左右バランス50:50や重心ど真ん中をたたき出すのは至難の業ですよ!

姿勢の変化=バランスの変化

当オフィスでは姿勢のビフォアフターを比較する写真撮影は行っていませんが、所属する日本上部頸椎カイロプラクティック協会HPで、会員が臨床での変化を撮影して公開していますので、そちらもご覧ください。

 

姿勢の変化に関して、ご家族やご友人から「『最近、姿勢が良くなったね』とか『背が伸びた?』と言われたんです」と教えてくれる方もいらっしゃいます。

第三者から言われるというのが、機械を使わない一番客観的なデータかもしれませんね。

足の指が床に着いた

そしてやはり興味深いのが、アジャストメント後の計測時に、感覚として「立った感じが違う」「足の指が着いた」「前にスーッと引っ張られる」と感じる方が結構な頻度でいらっしゃるという事。

そのポソッと出る心からの言葉を聞いてデータを確認してみると、確かに変化が出ています。

 

一つ言えるのは、上部頸椎でのずれの影響がある状態に変化が起きて、体の可能性が解放されたという事でしょうね。

バランスを取る仕組み

では、ヒトはどうやってバランスを取っているのでしょうか?

 

目や耳、筋肉、皮膚などのセンサーから得られる情報は、感覚神経を通して脳幹や小脳、大脳に送られて処理されます。

その中には頭の位置であったり、痛みなどの情報も含まれます。

 

 

そしてその情報は意識を介した運動、また意識を必要としない反射として運動神経を通して筋肉を動かし、体は全身でバランスを取るのです。

その瞬間をスナップショットしたのが姿勢と言えます。

 

このように、生きている限り体の中では24時間休むことなく、体内に張り巡らされた『神経系』を通して、常に脳と体は情報交換を行い、体をコントロールしています。

アジャストメント後、体の中で何が起こっている?

まずは何が起きていくのかを説明しますと

  1. アジャストメントを受けるとまず変わってくるのが第一頸椎の位置。するとその上にある頭との位置関係も変わってきます。
  2. そこが本来あるべき位置へと戻り始めるのと同時に、神経系への干渉が解放され始めます。
  3. すると、脳と体の通信状況に変化が起き(簡単に言うと、『流れが良くなる』)
  4. その人の持つ、今まで抑えられていた機能に変化が見られ始める。

という事が起き始めていると考えられます。

 

その結果の一つが『バランスの変化』です。

アジャストメント後に神経伝達がスムーズになることで、余計な筋緊張がとれ始める。

すると姿勢や指の着き方に変化が出やすくなる。

 

そして「立った感じが違う」「足の指が着いた」「前にスーッと引っ張られる」と感じるという事は、それだけ体に変化が起きているという事になります。

 

ちなみに、皆が皆感じるというわけではないので、そのあたりは個人差があります。

体の変化を感じないから『異常』という訳ではないですよ。

 

確認検査の際、どのように体が変わりつつあるかはデータとして見ることが出来るので、その際改めて説明しています。

上部頸椎カイロプラクティックで神経伝達をスムーズにしておこう

カイロプラクティックは神経伝達を診る仕事であって、何でもかんでも治すというものではありませんが、それでも神経伝達一つで結構データは変わるものです。

もしそれがプラセボ効果や気のせいであったとしても、他の治療法には再現できないことであるのなら、胸を張って「体が自力で変わっているんだ」と言っても良いのではないでしょうか?

 

首のずれによる神経伝達への干渉が体の機能に影響している状態で日常を過ごすか、無い状態で過ごすか。

どちらが体にとって快適であり、可能性を引き出せる状態だと思いますか?

その人が持つ可能性を発揮しやすい状態にすることが大事

バランスや姿勢というのは『脳+神経系の仕事』ですから、変化を感じるという事は、まず体の中で何かが始まっていることは間違いありません。

ですがバランスや姿勢が良くなることだけがゴールではありませんので、あとは抑制されていた可能性が解放されてどう変わるのかを観察していきましょう!

 

 

はたしてそれが何が変わるのか。

実際に説明を聞いて、実際に見て、 実際に受けて、感じてください。

健康になりたいのなら良い材料を揃えましょう!

未来を想像してみてください。

 

より健康に過ごしたいのであれば、あなたの体にとって良い材料をそろえることをお勧めします。

その場での改善を、根本からの改善へと置き換えるために、何かを変えてみませんか。

 

必要な材料はもちろん人により違います。

運動で得る筋力かもしれません。

食事で得る栄養かもしれません。

ゆっくり休み、リフレッシュするだけでも変わるかもしれません。

 

もちろん、神経伝達は良いに越したことはありません。

 

ご自分がどうなりたいのかを考え、その可能性を活かす材料の中の一つに上部頸椎カイロプラクティックがあることを願っています。